「比較」とはなにかとなにかを比べることですよね。

 

比べ方は基本的に何種類あると思いますか。

 

3種類です。

 

①同じくらい〜
②〜よりも
③一番〜

 

以上の3種が基本ですよね。

 

この中で、③だけが例外になるところがあります。なんでしょうか。

 

①、②には○○が必要なんです。

 

比較対象ですね。

 

彼は背が高い。

 

彼は同じくらい背が高い。
→だれ(なに)とくらべて?

 

彼はより背が高い。
→だれ(なに)とくらべて?

 

こういう感じです。

 

彼は一番背が高い。
→比べる対象は特に必要がないとも言えます。

 

①同じくらい〜
②〜よりも
③一番〜

 

を英語になおしてみます。

 

①as〜
②〜er
③the 〜est

 

こういう感じです。

 

as〜as(アズアズ)、まるでセットのように、er than(イーアールザン)、まるでセットのように学習したことはありませんか。

 

間違っているとは言えませんが、理解を遅らせるような気がします。

 

①彼は背が高い。

 

He is tall.

 

②彼は同じくらい背が高い。

 

He is as tall.

 

※誰(なに)と比べて?

 

③彼は私と(比べて)同じくらい背が高い。

 

He is as tall as me.

 

この後半の”as”を比較対象を示す”as”として捉えられていますか。

 

as〜asをセットとして、呪文的に覚えるのではなく、仕組みを理解し、「比較対象としての…」ということを理解してください。文法問題はもちろん、読解などにも必ず生きると思います。

 

①彼は背が高い。

 

He is tall.

 

②彼はより背が高い。

 

He is taller.

 

※誰(なに)と比べて?

 

③彼は私より背が高い。

 

He is taller than me.

 

同様に、この”than”を比較対象を示す”than”として捉えられていますか。

 

er〜thanをセットとして、呪文的(いーあーるざんいーあーるざんいーあーるざん)に覚えるのではなく、仕組みを理解し、「比較対象としての…」ということを理解してください。文法問題はもちろん、読解などにも必ず生きると思います。

 

He is the tallest.はそのままでもいいですね。

 

集合の中で、
数の中で、

 

比べるのかで少々違いがありますが。

 

He is the tallest in this class.
He is the tallest of the three.

 

“of”と”in”の使い分けはわかりましたね。

 

クラスという枠組みなどで1番なのか、数のなかので1番なのかを意識してください。