【難】名詞節の場合は未来形は使えるということを頭に入れてください。
ただし、このレベルのことは理解できていなくても近大公募へ向けての現段階では大きな障害になることはないので、あと回しにしてもかまいません。
名詞節か副詞節かの区別ができれば上々です。
時・条件を表す従属接続詞で、副詞節と名詞節を取るのは、
“ when ” と “ if ” だけです。
それ以外は副詞節しか取りませんので迷いようがありません。
Contents
時を表す接続詞
when するとき 副詞 / 名詞
whenever いつでも 副詞
while している間 副詞
before する前に 副詞
after した後で 副詞
untill(till) までずっと 副詞
since してからずっと 副詞
as soon as するとすぐに 副詞
by the time するまでは 副詞
the moment するとすぐに 副詞
every time いつでも 副詞
条件を表す接続詞
if もし~ならば 副詞 / 名詞
unless もし~でないなら 副詞
in case もし~した場合にそなえ 副詞
as long as するかぎりは 副詞
見分け方
名詞節と副詞節の見分け方ですが、いろいろな方法があります。
“ if ”の場合
“ if ”については、
以前の記事 ⇒ 「~かどうか」のように、2つの可能性がある場合にも使える「If」
でも書いているのですが、
訳が「もし~なら」
→副詞節
節がなくても意味が成立する
→副詞節
訳が「~かどうか」
→名詞節
節が文のS, O, Cのいずれかになっている
→名詞節
文の動詞(他動詞)のOになっている(一番大事)
→名詞節
名詞節の1例
I don’t know [if you will go to Fishing with me].
(私は、あなたが私といっしょに釣りに行くかどうか 分からない。)
“ know ”は他動詞で、[]内は目的語、日本語訳は「~かどうか」です。
I don’t know. (私は知らない)
何を?知らないの?
主節だけでは意味が不十分。
副詞節の1例
I’ll go to the angling [if it’s sunny tomorrow].
(もし明日晴れだったら、釣りにいきます。)
“ go ”は自動詞で、、日本語訳は「もし~なら」です。
I’ll go to the angling. (釣りにいきます。)
主節だけで意味が十分、[]内の副詞節自体がなくても文は成立。
など。
“ when ” の場合
訳が「~のとき」
→副詞節
節がなくても文が成り立つ
→副詞節
訳が「いつ~かを」
→名詞節
節が文のS, O, Cのいずれかになっている
→名詞節
文の動詞(他動詞)のOになっている(一番大事)
→名詞節
名詞節の1例
I don’t know [when he will come here].
(私は、彼がいつここに来るか知らない。)
副詞節の1例
I will cry out [when he comes here].
(私は、彼がここに来る時、大声で叫びます。)
見分け方が色々とありますが、
副詞はあってもなくてもいい。
名詞は、なくてはならない。
ということが一番の基準になります。
プラス
注意点として、副詞節でも過去形は使えます。
勘違いしやすいのが、「時」、「条件」を表す「副詞節」は現在形と覚えてしまい、過去形も現在形にしてしまうパターンです。
使えないのは未来形です。
まとめ
時・条件を表す副詞節では、未来の事柄を表すのに現在形 を用いる
ということを確認しておいてください。