時制
時制というのは「時間」についてのお話です。時間は「現在・過去・未来」が中心ですよね。
例えば
「私は明日、野球をしました。」
→これは第3(S V O)の文ですね。
といわれると、文章のおかしさに気づきます。
「明日」という未来に関する語句があるので、「食べました」を「食べるだろう」という未来を示すかたちになおさないといけないですよね。
つまり日本語では
→☆時制は文末、語尾に依存しています。
では英語ではどうなんでしょうか。
英語の時制はS、VのVで決まります。
→☆時制は「動詞V」に依存している。
なんの話がしたいかわかってきましたか。これが「時制」です。
英語の時制のルール
I ( play / played ) baseball.
S V O
英語の時制のルール
・現在→S(主語)の3単現
・過去→Vに”-ed”をつける。
・未来→Vの前に”will”をつける。
単純な仕組みであります。
過去形
過去形は、Vにedをつけるだけという非常に☆規則的なルールですが、例外があります。(覚えなあかん。面倒)
私は食べました。たこ焼きを。
I ( eated / ate ) takoyaki.
“eat”は不規則変化動詞と呼ばれているものなので、eat→ateと変化する。
haveはhadになる。そこそこの量があるので、出てくるたびに覚えていくとよい。
→不規則変化とはどういうことか、わかりましたか。
→規則変化は-edをつけるだけ。
進行形
進行形「be + 〜ing」
「サッカーをしている」という文がある。これは現在形?進行形?
答えは「わかりません」です。
ふだん(部活で)サッカーをしている。→現在形
今サッカーをしている。→現在進行形
といように進行形は☆一時的な動作を表している。
→動作を表しているということで、状態動詞は進行形にはできません。
「状態動詞」vs「動作動詞」
「持っている」vs「投げる」
Sの状態orSの動作
イメージはできましたか。
動詞の種類はけっこうある(やや面倒)
・一般動詞とbe動詞
・不規則変化動詞
・状態動詞と動作動詞
・他動詞と自動詞
今回の範囲では、以上を説明できるようにしましょう。
一般動詞とbe動詞
→is, am ,areとそれ以外!簡単!やったあ!
不規則変化動詞
→過去形にかんするやつ!ed(規則的)つけへんから不規則!覚えるの面倒!
状態動詞と動作動詞
「持っている」と「持つ」を比べると簡単!
「持っている」→Sの状態を表してるね。
「持つ」→Sの動作を表しているね。ってだけ!簡単!うわあああああああ!
ただし、状態動詞は進行形にできないというところは【やや難】
私は彼を信じている。
S V
I ( am believing / believe ) him.
信じるって、人の動き(動作)じゃなくて状態でしょう。ということで、進行形”-ing”にはできない。
自動詞と他動詞は次のところで【難】
※あと回しにしてもよい
自動詞と他動詞
[他動詞とは]「私は食べます」と言われると「何を?」となる。この「何を?」のことを目的語(Oオー)と呼ぶと学んでいる。
このように、動詞の後ろにOを必要とする動詞を「他動詞」という。
※世の中の大半の動詞は他動詞である!なので、数の少ない自動詞は覚えなければならない。
→判断に迷ったら「他動詞」
→テストの問題に採用されるということは、例外である「自動詞」という予測も可
[自動詞とは]
自動詞とは、後ろにOを必要としない動詞である。
①自動詞の後ろはOがいらないからそこで文を終わることができる。
②逆に、自動詞のあとに文を続けたい場合☆「前置詞」が必ず必要。
以上から、動詞の直後が前置詞の時は「自動詞」である!と簡単にわかる。