基本方針

国語には苦手意識を持っている学生が多いような気がします。英語は得意でも、国語は苦手という人はいませんか。学校や友達との会話で「国語はセンスだ、勉強しても無駄だ」という話になりませんか。

 

勉強方法はあります。

 

ここをこう読めば、こう解ける。のようなその場しのぎのテクニックではありませんのでご注意ください。

 

英語と同様に、闇雲に勉強するのではなく、目的意識を持って地道に取り組むと成果はあがります。それが入試国語、現代文です。この問題は決して文章の感想を聞いているのではありません。

 

文章の感想を聞いているのであれば、正解は多様ですよね。正解の設定ができません。そういうことは小学校で卒業しましょう。しかし、まだまだそのレベルで演習、解答している受験生が多いですよね。

 

そこで大切になってくるのが「客観性」です。簡単に言いますが、初めのうちはなかなか理解できないと思います。気にしないでください。

 

まずは近大公募国語の押さえておきたい基本の基本の特徴からいきましょう。

 

設問

問一 漢字5問

 

問二 傍線部①は何から何への〜か。最も適当なものを次の中から選び、その番号をマークせよ。

 

問三 傍線部②はどういう〜か。最も適当なものを次の中から選び、その番号をマークせよ。

 

問四 傍線部③の内容に最も近いものを波線部ア〜エの中から一つ選び、その番号をマークせよ。

 

問五 傍線部④の概念を唱えたのは誰か。最も適切なものを二重波線部A〜Dの中から選び、その番号をマークせよ。

 

問六 傍線部⑤にあてはまらないものはどれか。最も適切なものおを次の中から一つ選び、その番号をマークせよ。

 

問七 傍線部⑥の説明として最も適切なものを次のの中から選び、その番号をマークせよ。

 

問八 傍線部⑦いんあたるのは、波線部ア〜エのうちどれか。

 

問九 空欄[ 13 ]に入る言葉として最も適切なものを次の中から選び、その番号をマークせよ。

 

問十 傍線部⑧で、〜は何か。最も適切なものを次の中から選び、その番号をマークせよ。

 
 

設問分析

これらの設問自体を見て、何が問われているのか、共通点は、特徴は何か等と考えたことはありますか。なければ、そりゃあできないでしょう。というお話です。

 

なにが問われているのかを認識できていないのですから。

 

しかも、なにが問われているのかもわからないのに読解を頑張ったり、演習してみたり。

 

勉強しても伸びないという話がこのあたりなんですね。

 

まとめ

以上のことから

・なにに着目し(主に問い)
・どのように本文を読み
・どう解いていくのか

 

そのために

 

・どのような演習が必要
・普段からどういう勉強が求められるのか

 

ということをお話していきます。