近大公募において一番大切なこと
近大公募長文問題において、長文本文以上に大切になってくる、つまりもっとも重要であるのが実はこの設問です。なにを言っているのかわかりませんよね。ここは読まなければならない語数が長文以上なんです。そして文法的にも読みづらく、英文自体も本文以上の難易度です。本文を読めたから気を抜いているとここで一気に落としてします。
オススメのアプローチ法と合わせて解説を確認していきましょう。
問1
問1 本文の第1段落の内容に合うものとして最も適当なものを,ア~エから一つ選べ。(38)
ア. A recent study has concluded without fail that children with attention problems have watched TV excessively* at a very young age.
近年の研究は結論づけた。失敗なしに。(that以下と)注意問題を抱えた子どもは見てきた。テレビを。過度に。とても幼い時から。
*excessively: 過度に(文脈から)
→extraordinary等の”ext…”を大きなと覚える
イ. A recent study shows attention problems observed in school may be related to the amount of time the child spent watching TV at an early age.
最近の研究は示した。(that以下(省略)と)注意の問題。(分詞)学校で観察される(問題)は(S’)、関連するかもしれない(V’)。時間の量に。(関係副詞の省略)子どもが消費した。テレビを見ることに。早齢期(小さい時)に。
ウ. Children who have attention problems find it easy to sit still but tend to leave required tasks unfinished.
注意の問題を抱えた子どもはわかる。it(to以下)が簡単だと。座り続けること。しかし傾向にある。でていって(やめて)しまう。要求された(分詞)仕事が終わっていないまま。
エ. Staying still and saying very little are characteristics that children with attention problems have.
とどまり続けることと0のことを言う(ほとんどなにも言わない)は性格である。(関係詞)注意問題を持った子どもに関連する(性格)。
問2
問2 本文の第2段落の内容に合うものとして最も適当なものを,ア~エから一つ選べ。(39)
ア. A number of* education researchers have pointed out that watching TV is unrelated to the development of children’s brains.
たくさんの教育研究者は指摘(ポイントアウト)した。(that以下と)TVを見ることは関連されないと。子どもの脳の発達に。
*a number of〜: たくさんの〜
*the number of〜: 〜の数
イ. According to specialists, chemicals in the brain have little to do with the cause of ADD.
専門家によれば、脳の化学物質は、ほとんどない(little)を持っている。(持っていない)。ADDの原因と。
→〜と〜は関係ない。
ウ. According to teachers, signs of ADD are observed among many children in the U.S.
専門家によれば、ADDの兆候(サイン)は観察される。アメリカの多くの子どものあいだで。
エ. Researchers say that children who watch TV for a long time can concentrate on reading for many hours without often moving around.
研究者は言う。(that以下と)。テレビを長時間見る子どもは、集中できる。読むことに。長時間。動きまわることなしに。
問3
問3 本文の第3段落の内容に合わないものを,ア~エから一つ選べ。(40)
ア. In the study, the parents were asked to explain their own actions at the age of seven, which could show the presence of ADD in the family.
研究において、両親は尋ねられた。説明するように。彼ら自身の行動を。7歳における。それ(which)が示した。ADDの現在を。家族間における。
イ. The findings from the new study were reported in a publication.
新しい研究からの発見は報告された。公に。
【やや難】ウ. The researchers asked the parents of the children in the study how frequently their children were exposed to TV.
研究者は子どもの両親に尋ねた。研究の中で。どのくらいの頻度で、彼らの子どもはさらされているのか。テレビに。
* frequently
*expose
エ. The two groups in the new study consisted of young child participants who were either one or three years old.
新しい研究における2つのグループは構成した。幼い子どもの参加者を。1歳か3歳かのどちらかであった(参加者)。
*participant
※選択肢ウはやや難だが、設問自体は基本で十分対応できる。
問4
問4 本文の第4段落の内容に合うものとして最も適当なものを,ア~エから一つ選べ。(41)
ア. Children who watched TV for 60 minutes more than others increased their chance of developing attention problems by 20 percent.
60分間多くの時間、テレビを見た子ども。他の子どもより。は増加した。彼らの機会を。注意の問題を発達させる(機会を)。20%ほど。
イ. The children who watched no TV had just as much chance of developing attention problems as those who watched three hours a day.
0のテレビを見た子どもはちょうど持っていた。多くの機会を。注意の問題を発達させる(機会を)。(as)1日3時間見る子どもと同じくらい。
*比較の基本
ウ. The longer the children avoided watching TV at an early age, the greater the chance they suffered from attention problems later in life.
長くなるほど。子どもが避けた。テレビを見ることを。幼少期に。するほど、おおくの機会。彼らが注意問題を患う(機会)。後に。人生の。(成長後)。
*the ~er, the~er.
→幼少期にテレビを見ないほど、成長したら注意問題をかかえることになる。
エ. The number of hours children watched TV at an early age was a factor in predicting the development of attention problems.
時間の量。子どもがテレビを見た。幼少期に。(ここまでS)は要素(ファクター)である。予測することの。注意問題の発達を(予測する)。
問5
【やや難】問5 本文の第5段落の内容に合うものとして最も適当なものを,ア~エから一つ選べ。(42)
ア. According to the researchers, children who do not have ADD but* who have attention problems could have some learning problems in school.
研究者によれば、ADDを持っていない子どもは、しかし?、注意問題を抱えている子ども。(ここまでS)。持つかもしれない(V)。いくつかの学習障害(学ぶ問題)を。学校で。
*but→〜でないにしても【難】
→文脈でなんとなくとれれば十分
イ. The doctors’ advice that children younger than two years old should not watch television does not match the findings of the study.
医者のアドバイス(thatという)2歳より幼い子どもは(S’)見るべきではない(V’)。テレビを。は、合致(マッチ)しない。研究の発見に。
→医者のアドバイスは、does not matchだ。
ウ. The research supports the doctors’ suggestion that children should not be kept from watching TV before the age of two.
研究は助けとなる(サポートする)。医者の提案を。(that以下という提案)。子どもは保たれる必要(べきで)はない。テレビを見ることから。2歳の前に。
→逆
エ. The researchers claim that children with attention problems also have ADD.
研究者は主張する。(that以下と)注意問題の子どもはまた、ADDを持つと。
問6
問6 下線部(43)の内容に合うものとして最も適当なものを,ア~エから一つ選べ。
ア. Children who watch too much TV tend to become passive.
テレビを見すぎた子どもは、paasiveになる傾向にある。
*paasive: 受け身⇔active
イ. Further studies are necessary to determine how watching TV relates to children’s weight problems.
より多くの研究が必要である。結論づけるために。どのくらいテレビを見ることが、関連しているのか。子どもの体重の問題に。
ウ. Previous studies revealed positive effects of children watching TV.
以前(先行)の研究は明らかにした。前向きな(ポジティブ)な効果を。子どもがテレビを見ることの。
エ. Watching TV may be linked with children becoming overweight.
テレビを見ることは関連づけら(リンクさ)れるかもしれない。子どもが肥満(オーバーウェイト)になることと。
問7
問7 本文の内容と合うものを,ア~キから二つ選び,(44)と(45)に一つずつマークせよ。ただし,マークする記号(ア,イ,ウ,…)の順序は問わない。
ア. Children who have attention problems hardly ever lose or forget things.
注意問題を持つ子どもは、ほとんどない。ものをなくしたり、忘れたりすることが。
イ. The effect of watching TV on children’s brain development has been a topic among education researchers for less than a year.
テレビを見ることの効果。子どもの脳の発達における。は話題(トピック)である。教育研究における。1年未満の。(新しい研究ってことか?)
【やや難】ウ. Researchers selected two groups of children ages one and three who all suffered from ADD for a new study that explored the link between TV and attention problems.
研究者は選択した。2つのグループを。子どもの年齢が1歳と3歳に。(関係詞)全員がADDにかかっている(1歳と3歳に)。新しい研究のために。(関係詞)探求する。テレビと注意問題との関連を探求する(研究)。
エ. Researchers reported people regardless of age who watched a lot of TV are most likely to develop ADD.
研究者は報告した(that(省略)以下)のことを。人々。年齢に限らず。(関係詞)テレビをたくさん見た(人々)は(S’)、もっとも可能性が高い。ADDを発達(発症)させることの。
オ. The study showed that the chances of having attention problems increased about ten percent for every three hours a day spent watching TV.
研究は示した。(that以下を)。注意問題を持つ(ことの)機会は(S’)増加した(V’)。およそ10%。1日3時間ごとに。(分詞)テレビを見て過ごした(1日)
カ. Children with attention problems may suffer from conditions other than ADD.
注意欠陥をかかえた子どもは、かかっているかもしれない。状態(コンディション)に。ADD以外の。
* other than: 〜以外の
キ. Some experts claim that it is necessary to do more research before we can say that the results of the new study are true.
いくつかの専門家は主張する。(that以下と)。it(仮S)することは必要である。(to以下)すること。より多くの研究を。〜前に。私たちがいう前に。(that以下と)新しい研究の結果が真実であると。
目標点(必要最低限)
絶対に満点を取ってください。といいたいところですが、入試の緊張、読解量による疲労もあるでしょう。間違えても落ち込まず復習をしっかりしてください。本番でわからないところがあっても落ち着いてください。落としたとしても42,44or45の二つ。6/8があればここでは及第点でしょう。
19/26点